「定年前のリフォーム工事」 工事の流れを説明しています!!

昨年9月よりお打合わせさせて頂いているIさんのお家が、工事着工となりました。
今回、住みながらの工事の為、Iさんにはちょっとしたご不自由がたくさん起こります。私たちはご不自由な事柄を予め予測し、出来るだけストレスのかからない様に工事を進めていきます。そんな工事中の様子を皆さんにご覧頂きたいと思っています。

築23年木造2階建てのIさんのお家は、やはり間仕切りも多く、キッチンなどの水周りに関しても取替え時になってきています。当然のようにご要望内容は、「間仕切りをとって大きなリビングが欲しい」、「キッチン・浴室・洗面・トイレを新しく交換」、「床はガス床暖房」、「無垢材の床に、和紙の心地よい壁」です。お子さんも大きくなり、夫婦揃っての時間が楽しく過ごせる様、お孫さんを連れて帰って来ても十分に過ごせる様にと、居心地の良いお家に生まれ変わること間違いなしです。今から大画面のTVに買い換えることを楽しみにしておられます。


≪2007.01.16 なんでも基礎が大事です!!≫  

写真&文 畑下茂樹              

まずは、増築部分の高木の解体風景です。

高木解体風景
この背の高い木は、いったいどうやって解体するのでしょう?


枝払い
安全の為、慎重に枝払いをし、幹を細かく切っていきます。


高木解体完了
最後に根っこを掘り出して完了です。
やはり植木職人、仕事が速かったです。


基礎背筋工事
既存基礎にアンカーを打ち込み、鉄筋を繋いでいきます。
地面から湿気があがってこない様に、透明のシートを引き詰めます。
後はコンクリートを流し込むだけです。


基礎完成
基礎完成です。
たとえ小さな基礎でも、基礎は基礎です。
見えないところですが、立派な基礎ができました。


≪2007.01.19 大工さん登場!!≫                     

写真&文 畑下茂樹

いよいよ大工さんの登場です。
建物に合わせて現場で木を加工し、組み立てをしていきます。
今では珍しく、大工さんの匠の技には圧巻です。
土台は吉野桧、柱・梁は吉野杉です。
歴史のある吉野の材は、美しい年輪などでも有名です。


建て方風景
奥の大工さんが柱を使って高さの再確認をしています。
真剣です。


躯体組みあがり
ようやく構造体が組みあがり、屋根の段取りです。
屋根の下地工事の準備中です。


屋根下地工事状況
屋根の下地が出来ました。
仕上げは瓦屋根の予定です。
手前の柱の後ろに、4本は柱があり、
この角度で写真を撮って後ろの柱が見えないことは、
真っ直ぐ柱が建っている証拠です。


≪2007.01.23 内部解体工事開始≫

写真&文 畑下茂樹

前日までに1階から2階へと荷物の引越しをして頂き、早速作業開始です。
お施主様のIさん、ご協力頂き、ありがとうございました。
2階への通路と洗面・洗濯の確保の為に、1階部分の玄関〜廊下〜洗面所までは残し、
作業にかかります。まずは埃が付かない様にきっちり養生です。
そして壁から少しずつ解体していきますが、何度経験しても何とも言えない不安感で、
この日は心身ともに疲れ果てました。
解体作業は1日では終わらず、明日も続きます。


解体工事開始
いよいよ解体開始です。
突撃!!って感じです。


解体工事途中状況
白く丸いものは塵です。
丁寧に壁を壊していきますが、いつもは造る側の人間の為か、
解体を目の当たりにすると、なんともいえない気持ちになります。


≪2007.01.27 解体工事完了≫

写真&文 畑下茂樹

嵐のような解体工事がやっと終わり、大工さんが戻ってきます。
まずは床のレベル調整をして、床下の断熱材を設置していきます。
おっと、その前に水道・ガスの床下配管工事がありました。
住みながらの工事の為、ゆっくりしていられませんので
合計6人の職人さんで現場は大にぎわいです。


解体工事完了
解体ようやく完了しました。
床下の状態は良く、シロアリによる食害もありません。


床下断熱材施工状況
お昼休憩中なので、道具類は置きっぱなしですが、
床下断熱材を設置した状態です。


床下地状況
下地の構造用合板を敷きました。
やっと足元も安定しました。


≪2007.02.01 家の傾きは大丈夫でした。≫

写真&文 畑下茂樹

床の下地が出来ましたので、次は天井や壁の下地工事です。
現場も少し落ち着き、ユニットバスも設置しました。
木造のお家で築20年も経てば多少の傾きが出てきますので、
このお家も多少の傾きはありました。
ですが、許容範囲内で構造等見ても安心できました。
あの阪神大震災を経験して今も家族を守っていてくれている
お家に感謝です。


天井下地
天井の下地です。
ここにプラスターボードを貼っていきます。


ユニットバス施工状況
ユニットバスの設置状況ですが、手前ナイロンで覆っているところは、洗面所です。
住みながらの為、ぎりぎりまで洗面所を残しています。
I様にはご不便を掛けていますが、もう少しの我慢お願いします。


フローリング貼りはじめ
フローリングを貼ってみました。
大阪ガスの床暖房を予定していますので、暖房用のフローリングです。
少しこだわって、カエデ材無垢フローリングです。


≪2007.02.03 綺麗なフローリング≫

写真&文 畑下茂樹

工事も中盤に入っていました。
大工さんは、フローリングを貼ったり、壁の断熱材を施工したりと大忙しです。
本日は、温水床暖房の設置をしました。
設置場所は、リビング・キッチン・洗面所です。
現場の半分以上を占領する為、大工さんの仕事が思うように進みません。
それを見て、奮闘する設備屋さん。
その奮闘する姿を見かねて、
「ええよ、ゆっくりやってや。手伝うことがあったらゆうてや。」
と大工さんが声をかけます。
こう言った気遣い、心配りを見ていると気持ちよいものです。
現場の職人さん同士ではよくある事ですが、
社会一般的に少なくなってきているような気がします。
このようなことをもっと大事に思えれば、悲惨な事件などおきない社会になるのにと
ふと思いました。


1部屋完成
1部屋だけ貼り終えました。
広葉樹の綺麗な木目が、思った以上によい仕上がりとなりました。


断熱材パーフェクトバリア
断熱材を入れました。
ペットボトルの再生品「パーフェクトバリア」です。
従来の断熱材と比べ、施工がし易くなり気密性も向上しました。
手前に貼っている透明フィルムで壁内結露の防止をしています。


ガス床暖房施工状況
温水床暖房を設置しています。
パネルの厚さ1.2cmの中に透明の管が入っており、
ボイラーで暖められた水を循環させます。


≪2007.02.06 もう一息≫

写真&文 畑下茂樹
                      
「フローリング、半分ぐらい貼り終わったかな?」
と思いながら現場に着くと、
「え〜っ、もう少しで貼り終わるじゃないですか!!」
予想外の進み具合に驚いていると、
「当たり前や。貼ったら、貼っただけ進むから、いつか終わるよ。」
と大工さん。
暖房用のフローリングは暖房配管に傷をつけない為、釘打ちができません。
なので、すべて専用のボンド貼りになり、大工さんのカナヅチが
ボンドでベトベトになっていました。
「ちょっと見てみ、カナヅチがかわいそうなことになっとるわ。」
道具を大切にする大工さんは、ボンドまみれのカナヅチをかわいそうと言います。
綺麗にしてまた使うと思います。
何でも汚くなったら捨てたり、
物を大事にしなかったりと物が溢れている時代に育った僕たちが、
反省し、学ぶことはたくさんあるなと思いました。


フローリング貼り完成
本当にあとひと踏ん張りです。
苦労して貼って頂いたので、綺麗に仕上がっています。


≪2007.02.07 瓦工事≫ 

写真&文 畑下茂樹

今日は増築屋根の瓦工事です。
建物が隣地と接している為、せっかくのリビングが暗く何とかしたかったのですが、
増築面積が限られている為、既製品の天窓では設置不可能でした。
そこで登場したのが『ガラス瓦』です。
ガラスの瓦といっても、雨が入らないようにユニット化されており、
アルミフレームFix窓の上に瓦を設置します。


アルミフレーム設置状況
まずは、アルミフレームFix窓の設置からです。


防水テープで防水
防水テープでしっかりと雨が入らないように設置します。


軒瓦の取り合い
軒瓦から設置していきます。


完成まであと少し
だいぶん出来上がってきました。
今日中に終わるかな?


室内からはこんな感じ
室内から見ればこんな感じです。
思ったより明るいです。


≪2007.02.08 ガラス瓦設置≫

写真&文 畑下茂樹

ガラス瓦が設置完了しました。
瓦と同じ形状なので、雨漏れなどの心配は無い優れものです。
部屋が暗くて明りが欲しい、でも瓦屋根なので諦めている方、お勧めです!!


ガラス瓦設置状況


≪ 2007.02.16 外壁左官工事≫

写真&文 畑下茂樹

外壁のモルタル下地工事をしました。
まずは下地モルタルを塗っていきます。
そして数日乾かし、仕上げモルタルを塗っていきます。
天気や気温などでモルタルを乾かす日数が変わってきますが、
約一週間ほどで乾きます。
モルタルの乾き具合を見て、来週には外壁の塗装工事の予定です。


外部左官工事


2期解体工事

玄関から2階に上がる為、使用していた廊下部分を一気に解体しました。
「今日中に歩けるように復旧するぞ、大工さん頑張って!!」
他人ごとのように聞こえますが、僕も手伝いましたよ!!


≪ 2007.02.17 お風呂再開!!≫

写真&文 畑下茂樹

やっと、やっとお風呂が再開できました。

Iさん、

長い間、銭湯通いご苦労様でした。

住みながらの為、洗濯機と洗面台が必要でしたので仕方なかったのですが、
洗面所が解体できず、お風呂の配管ができませんでした。
水道屋さんに配管・接続をしてもらい、電気屋さんが給湯器のリモコンをつけ、
シャワーからお湯が出たときには、小さくガッツポーズが出ました。

ですが・・・

今、洗濯機はと言うと・・・

キッチン設置場仮置きしています。

冷蔵庫と洗濯機
大工さん、仕事の邪魔になりますが、辛抱してください!!


≪ 2007.02.22 システムキッチン取り付け開始 ≫

写真&文 畑下茂樹

本日はシステムキッチンの取り付けです。
いつもは当社オリジナルキッチンをご提案していますが、
Iさんのご希望もあり「TOTO レガセス」を設置しました。
設置場所は以前あったキッチンと同じ場所ですが、収納力もアップし、
使いやすいキッチンになりました。

キッチン取り付け開始
設置開始です。
レーダーで水平などを出し、まずはパネル、フードから
取り付けていきます。

キッチン工事途中
今日の作業はこれで完了です。
明日に水道屋さんが配管接続します。


≪ 2007.02.23 収納の中は木の壁 ≫

写真&文 畑下茂樹

収納が出来上がりました。
ご覧通り、収納内部は杉板を貼っています。

木の収納 1 木の収納 2


杉板を貼った収納内部は木のいい匂いがします。
扉を開けた時も、とてもいい匂いがします。
体にも良いような気がしませんか?


≪ 2007.02.26 玄関引き戸取り替え ≫

写真&文 畑下茂樹

大工工事は最終段階に入り、最後に残しておいた玄関引き戸の入れ替えを行いました。
以前は木製の引き戸で動きも重く、少し劣化もあったので
軽いアルミ製の引き戸に交換です。


玄関引き戸取替え


内部はというと、プラスターボードを貼り終わり、
細かい最終の作業をしています。


大工工事完了


柱の癖が生じたひねりや壁の傾きなどを調整しながらの作業は、
なかなか思うように工事が進まず、悪戦苦闘でした。


≪ 2007.03.01 水性ペイント工事 ≫

写真&文 畑下茂樹

大工さんの最終の作業も終わりました。


廊下 施工状況
こちらは玄関から見た廊下の状況です。
現場は少し寂しくなりますが、内部の仕上げを進めていきます。
まずは、天井の塗装をしていきます。
塗装の材料は水性塗料を使用します。
水性塗料とは、強い臭いが少なく大気汚染による問題もない
安全性の高い塗膜剤です。


天井 塗装のパテ
天井にパテをして、ローラーで塗っていきます。
写真には、パテをした状態が写っています。


外部 下地塗装
外部の塗装も始まりました。


≪ 2007.03.03 クロス工事 ≫

写真&文 畑下茂樹

内部のクロス工事が終わりました。


キッチン周辺クロス工事.JPG
キッチン周辺です。


リビング クロス工事.JPG
リビングです。
天井は白色の水性ペイント、壁は白色の和紙クロスで、全体が白い色で統一され、
以前より広くなったように感じます。


土佐和紙.JPG
和紙クロスのアップです。
この和紙は土佐で作られた「土佐和紙のクロス」です。

ここで少し土佐和紙のお話を・・・
写真は、土佐和紙の原料として最も有名なコウゾ(楮)を使用しています。
コウゾは、クワ科の植物で1年間に約2〜3メートルにもなります。
その為、毎年収穫でき、古くから和紙の原料として使われてきました。
冬の時期、コウゾを根元から刈り取り、「こしき」という道具で2時間ほど蒸し、
皮を剥いで乾かします。このようにして作られたコウゾは黒皮と呼ばれ、そのまま
使うこともありますが、普通、黒い皮を除いて白い綺麗な原料として使用します。
コウゾは繊維が長く太いので、障子紙、かさ紙、たこ紙などのような、大変丈夫な
紙が出来ます。また、土佐和紙の中でもっとも有名なタイプライター原紙の
土佐典具帖紙も、コウゾから作られます。


外部塗装完了.JPG
外部塗装も終わり、着々と完成に近づいてきました!!


≪ 2007.03.05 オーダー家具工事≫

写真&文 畑下茂樹

家具が取り付けられました。


家具引き出し

チーク材をウレタン塗装した、テレビ+収納です。
主だった工事は今回で終わり、後は設備工事を仕上げるだけです。


完成施工例はこちらをクリックして下さい!!

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