大工さんってどんな人?

昔、工事現場の前を通りすぎると、
「トン・トン・トン、カン・カン・カン」
大工さんが、カナヅチやノコギリを使って家を建てる音が聞こえました。

今は、
「バスーン、バン・バン・バン、シュイーン」と音が変わったのです。

便利な時代になり、当然のように大工さんの道具も機械化されるようになりました。


【大工さんの心意気】


かつては木造建築の職人を「右官」と呼び、土木建築の職人を「左官」と呼んでいました。
「右官」の中で職人を統率する人を「大工」と呼び、
江戸時代より木造建築に関わる全ての職人を「大工」と呼ぶようになり、
その中でも現場を統率する人を「棟梁」と呼ぶようになりました。

甘えない、妥協しない、楽をしない、言い訳をしない、敬う心、感謝する心、
納得する仕事、道具を大事にする、約束は必ず守る、口数は少なく、人見知りも人一倍、
かと言ってふと優しい一面もあり、人間関係を大事にする。

このような大工さんの多くは、棟梁の家で住み込みを経験し、
兄弟弟子に囲まれ、仕事の厳しさを徹底的に教え込まれます。
そして約10年間の修行と奉公を終え、一人前になれるそうです。


以前、大工さん(現役68歳)がこのような話をしてくれました。

『小学校を卒業して、すぐに親方の家で住み込みをはじめたのじゃ。
家の誰よりも早く起き、玄関から庭の掃除をすましてから朝ご飯を食べよった。
絶対に、親方がご飯に手を付けるまでは食べることが出来ず、
親方より早く食べ終わらないといけんかった。
年をとった親方はあまり食べないので、食べ終わるのが早く、
食べ盛りのワシはたくさん口の中にご飯をほおばることで精一杯じゃった。

現場で親方が「カナヅチ持って来い!!」と言うのでカナヅチを持っていけば、
「カナヅチだけ持ってきてどないするんじゃ!!釘も持ってこんとカナヅチが使えんやろ!!」と怒られる。
仕事は見て覚えるものやから、「やり直し」としか言わない。
休憩時間に親方が休憩していても、ワシは道具の調整や掃除。
休みは正月だけ。

でも厳しさだけでなく、「お前の大工道具代を稼いできてやる。」と言って、
山の木を切り出す出稼ぎに行ってくれ、大工道具を揃えてくれたりする。』


丁稚時代の厳しさと親方の心意気が感じられたお話でした。
このような厳しい修行を通して、大工さんの心意気が伝えられたのだと思います。


【我が家に大工さんがやってきたらどうすればいいの?】


リフォーム中に大工仕事が始まると、当然大工さんがやって来ます。
想像では、気難しくて、堅物で、職人気質が強くて・・・
どんな人だろうか?
今まで接したことのないタイプなので、少し緊張しますね。


「まずは、朝は何時から仕事をするの?」

➢ 大工さんの移動は基本的に車です。朝の渋滞を避ける為に、出来るだけ早い時間に
家を出ます。8時頃に現場に着き、準備をして8時30分頃から仕事を開始しますが、
住みながらのリフォームや、近隣への配慮などによる朝の仕事開始時間は、
予めリフォーム会社と相談しておきましょう。


「大工さんの休憩時間は何時から?」

➢ 基本的に、10:30〜10:45(小休憩)、12:00〜13:00(昼食)、
15:00〜15:15(小休憩)です。ですが、仕事に切りが付くまで、
時間を忘れて仕事をすることもあり、昼食が14:00からなんてこともあります。


「小休憩におやつを出したほうが良いですか?」

➢ 昔は縁側に座って、お茶とお菓子を出して世間話などして・・・
今はそこまですることもなく、共働きなどで出来ない場合もあり、
大工さんもおやつが無いから手を抜くような事もしません。
気持ちの問題なので、出来ればコーヒーやお茶などを置いておけば、
気持ちは十分伝わります。


「変更は大工さんに言えばいいですか?」

➢ リフォーム会社にお願いしているのであれば、担当者に伝えなければいけません。
大工さんは、リフォーム会社と契約していますのでその場で判断は出来ません。
大工さんに直接工事をお願いしている場合は、休憩中を狙って世間話を交えながら
伝えればいかがでしょか。作業中は作業に集中しているので、避けたほうがよいです。


「何時に作業は終了しますか?」

➢ 昔は日が落ちるまで、作業をしていましたが、今は現場の条件によりますが、
18:00頃が目安ではないでしょうか。


大工さんは自分の仕事に誇りを持っている方が多いです。と同じだけ、
お施主様に喜んでいただけることにも誇りを持って仕事をしています。
なので、お施主様の家族構成や、身長、右利きなのか左利きなのかなど、気にしています。

もし、大工さんとお話しする機会があれば、たくさんお話をして下さい。
そして、大工さんとの会話も楽しみましょう!!


【お願いです!!】
皆さんの貴重な経験や疑問をお聞かせ下さい。
これからリフォームを考えられている方々にお役立てできれば幸いです。


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